ハングルに恋して

韓国ドラマの感想を書いています

「太王四神記」完走しました

 

先日気になっていた韓国ドラマのひとつ「太王四神記」を完走しました。

www.bs4.jp
※上記サイトで相関図見れます。放送はされていません。

 

fod.fujitv.co.jp
※FODプレミアムプランで視聴できます。

 

宝塚で舞台化されているので(のぞさまの新公初主演作!)見なければと思っていました。
時代劇自体は好きなのですが、世界の歴史をあまり知らないので見続けられるかの不安でしたが、そんな不安全く気にする必要なかった!
めちゃくちゃ面白かったです!!!

以下、多少のネタバレあります。ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーリーを簡単に説明すると
真のチュシン王(タムドク)、チュシン王の座を狙うホゲ、チュシン国を自分たちの物にしたい極悪非道な火天会、各々が使命のために戦っていくお話です。
そこに、神話から転生した(この表現が合っているかは微妙ですが)キハやスジニ、四神の主たち、王の側近たちなどが登場し、各々の信頼や友情や愛など絡んでいきます。


私はとっても切ない物語だと思いました。
結局みんなチュシン王だの四神だの天の力に振り回されてしまってますよね。
そんなに戦わなければならなかったのでしょうか…

タムドクと敵対するホゲだって、幼少期は愛くるしい笑顔でタムドクと話していたのに…そう考えるとホゲが一番可哀そう…
キハもまたタムドクに対する想いは切ないし、スジニだって…
お互いの気持ちが一方通行状態なんですよね。悲しい…

そして、その切なさを助長させてくれるのが、久石譲氏の音楽。
メロディが自然と涙を誘います。


物語としては分かりやすく善と悪の構図にはなるので、勧善懲悪の結末にはなりますが、終わり方に関しては多少モヤモヤが残ります。
タムドクが天の力は天に返すところまではいいんですけど、
天に返してしまうと今まで共に戦ってきた仲間が消えてしまうんです…

王が平穏な生活をもたらした的なナレーションが入って終わるのですが、
なんとも消化不良な感じで、ラストはみんなが笑顔で暮らしている描写だったらと思わずにはいられません。

 

それでも、とっても面白い作品だと思います!
たくさんの人に見ていただきたいな~
私的には寡黙なチョロがめちゃくちゃカッコよくて大好きなんですが、
タムドクのヨン様もやっぱりカッコいいんですよね。

 

太王四神記」のおすすめ度
★★★★★

 

好きな作品がまたひとつ増えました!
では、また\(^o^)/