2022年、3作目の完走作品は
「帝王の娘 スベクヒャン」
全108話の大作に及び腰でしたが
高句麗、新羅と見てきたので次は百済の作品を
と意気込んで視聴開始しました。
ストーリーはこちらから
※現在は放送されていません
アマゾンプライムビデオ、FODで視聴しました。
以下、ネタバレありの感想となります。ご注意ください。
108話ありましたが、1話約30分だったので
わりとサクサクと進められました。
ストーリーも展開が早すぎず遅すぎず進むので
ストレスなく見られたのも大きかったかと。
「善徳女王」のミシルみたいに
極悪非道というか、頭の回転が早く人を動かすのが上手で隙のない人物像を
想像していたソルヒでしたが
(そういう人物像を連想させるあらすじが多く見られたので)
思いの外、詰めが甘く、若いし人脈もないからか
結構自分で自分の首を絞めちゃってない…?って
思う展開でしたね。
もっとわさわさ殺めていくのかと思っていたんですが
(前半悲しいシーンが多いので後半そういうシーンが少なくて辛くないのが
このドラマの良いところのひとつだとは思いますが。クチョンの件は置いておいて…)
やっぱり彼女にはソルランがそばにいてあげないとダメだったのかな…
正直、ソルヒの考えや行動は理解できないけれど
故郷が窮屈で、大きな国行きたい、自分が綺麗だと思うものを否定されて生きてきたり、
共感できるな~ってところもあって。
なので完全にソルヒは悪ではなく、ただ自分の夢や願望を手に入れるための
方法が間違っていただけなんだと思います。
そして、一番可哀そうだと思うのはチンム公…
チンム公が一番大人たちに翻弄されていましたよね…チンム公にも心から
頼れる誰かがいたら良かったのに…と思わずにはいられません。
(それはソルヒではないと思うのですが…)
全体的に悲しいお話ですが
微笑ましい癒しのシーンが太子ミョンノンのデレデレシーンでした(笑)
頼れる太子だけど、ソルランに対してデレデレなの最高でしたね!
ソルランとのラストも良かったと思います。
ソルランとソルヒが王宮を離れてからの展開が
恐ろしく雑だなと思っていたのですが
ネットで感想ブログを漁っていたら
途中で話数を減らされたとのことで、残念です…
おすすめ度
★★★★